講座の内容と期間
歴史的建造物の評価と保存・活用、それを生かしたまちづくりについて、講義と演習及び修了課題で総合的かつ実践的に学びます。演習および修了課題は班で取り組みます。育成講座は4月から10月にかけて、およそ隔週土曜日に開催します。
受講資格は、居住地や建築士の資格の有無は問わず、歴史的建造物の保存・活用やまちづくりにかかわる意思をお持ちの方であれば、どなたでも受講できます。


多様な講義内容
講座の内容は、京町家や寺社、近現代建築など歴史的建造物とその評価、庭園の様式、文化財関連法規、文化財行政、保存・活用とまちづくりの考え方、耐震補強、防災対策など多岐にわたります。それぞれ専門の方からの講義を受け、質疑応答の時間が設けられています。



実践的な演習
「歴史的建造物調査」では、現地調査を行い、関連資料を収集して、由緒・沿革を整理し、建築的特徴と文化的価値について考察と評価を加え、報告書を作成します。
「保存・活用相談」では、建物の所有者や居住者などの相談に対応し、調査考察と評価に基づいて、建物の保存・活用について適切な具体策を提案します。



修了課題「わたしが見つけた文化財」
「修了課題」は、班ごとに次代へつないでいきたい歴史的建造物を見つけ、調査して評価を加え保存・活用を提案する報告書をまとめます。講座の最終日には「わたしが見つけた文化財」として発表会を行います。


講座修了後の進路
全ての科目を履修し講座修了が認められると、本人の申請により「京都文化財マネージャー」として登録されます。同時に修了者のネットワーク 「京都文化財マネージャーネットワーク」(KOMO/Kyoto Officially Registered Cultural Properties Manager Organized Network)のメーリングリストに登録され、歴史的建造物の調査や保存・活用などの諸活動、講座修了生同士の交流、イベント企画など、新たなネットワーク作りにつながる様々な情報を入手できます。他にも実行委員会主催のスキルアップ講座を受講することができます。

